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ロシアで新たな経済発展相が決定:財務省との対立は解消されるか

 11月30日、プーチン大統領がオレシキン財務次官を経済発展大臣に任命した。同日付で経済発展省が伝えた。  前任者のウリュカエフ氏は、11月15日に収賄の容疑で逮捕された。  オレシキン氏は1982年生まれで、現在の内閣では最年少の大臣となる。これまでに中銀、ロスバンク(仏ソシエテ・ジェネラル傘下)、仏クレディ・アグリコル・ロシア、国営VTBキャピタルといった金融機関で働き、2013年に財務省へ入省後、2015年3月に財務次官に任命された。  プーチン大統領はオレシキン氏との会見で、オレシキン氏はまだ若く、財務省での勤務期間もまだ短いが、経験豊富な専門家だと評した。その後、何が重要な課題だと思うかと問われたオレシキン氏は、「2017年の最重要課題は、ロシア経済の成長を妨げる構造的な障害を排除するための対策を用意することだ」と答えた。(後略)(12/1)
 
(週刊ボストーク通信1169号より)




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