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ロシア・サマラの菓子職人:技術と食材は欧州からも

 サマラ市(沿ボルガ連邦管区)で気晴らしに欧州風の菓子を作っていた女性が、ネットで人気を呼び、菓子職人となってビジネスを始めた。10月10日付でRBC Dailyが伝えた。
 菓子職人のビシネフスカヤ氏は、(中略)ネットで欧州のシェフのレシピを真似して作ったところ、友人や近所の住人に受け、彼らの勧めでネットで個人販売を行うようになった。(中略)
 販売開始から1年半後には、家の台所では生産が間に合わないほどの注文が来るようになり、ビシネフスカヤ氏は一度店を閉め、売上金を元手にパリの製菓学校ベルエ・コンセイユに留学することになった。2015年に留学を終えると、たくさんの調理器具を携えて帰国し、サマラ市で菓子店「Miss cake」をオープンした。現在は毎月2000個以上が売れ、売上は70万ルーブル。売上の50%はネットの注文、35%はMiss cakeの店舗販売で、10%がロスネフチや対外経済銀行の支店等からの注文だという。(後略)(10/10)


(写真:パリの製菓学校で学ぶビシネフスカヤ氏<左>とMiss cakeの菓子/週刊ボストーク通信1162号より)




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