ロシア航空最大手のアエロフロート・ロシア航空は、4月1日(金)から受託手荷物に関する新システムを全ての路線に導入した。新システムでは、受託手荷物は個数制となり、サービスクラスや料金に応じて条件が異なる。4月1日付でノーボスチ通信が伝えた。
新システムでは、1個の手荷物は、重さ23kgまで、大きさは3辺の和が158cmまでとなる。アエロフロート社のホームページによれば、
無料手荷物に関する規定は次の通り。
無料手荷物の基本ルール |
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サービスクラス |
個数 |
?エコノミークラス(予約YおよびSクラス以外) |
1個 |
?エコノミークラス(予約YおよびSクラス) |
2個 |
?ビジネスクラス |
3個 |
無料手荷物の例外 |
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サービスクラス |
例外 |
個数 |
エコノミ-クラス |
米国間(ニューヨーク/ワシントン間を除く) |
2個 |
インド発着便 |
2個 |
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ニューヨーク/ワシントン/エレバン間 |
2個 |
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船舶乗組員 |
2個 |
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乳幼児 |
1個 (最大10kgまたは115cm) |
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ゴールド、シルバー、エリート、エリートプラス会員 |
+1個 |
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ビジネスクラス |
ゴールド、シルバー、エリート、エリートプラス会員 |
+1個 |
超過手荷物料金 |
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カテゴリー |
国内線 |
国際線 |
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重量 |
23kg〜32kg |
50ユーロ |
100ユーロ/j |
32kg〜45kg |
100ユーロ |
150ユーロ/j |
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3辺の和 |
158cm〜203cm |
100ユーロ |
100ユーロ/j |
203cm以上 |
150ユーロ |
150ユーロ/j |
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個数 |
2個目 |
50ユーロ |
50ユーロ/j |
3個目以上、1個につき |
150ユーロ |
150ユーロ/j |
※ 米国、アジア(ロシア連邦内、タシケント、ビシケクは除く)、中東、
アフリカ、ウクライナの路線はドル、それ以外の路線はユーロ。
スキー用品、自転車、ゴルフ用品などの特殊手荷物については、1個の荷物と見なされ、無料手荷物の規定が適用され、重量及び大きさの制限はない。動物は1個の荷物と見なされるが、無料手荷物の規定は適用されず追加料金がかかる。動物を機内に持ち込む場合、重量及び大きさは考慮されないが、預ける場合には、重量と大きさが考慮され、必要に応じて超過料金が課される。障害者用車椅子やベビーカーは無料の対象となる。
ロシア国内線では、機内に持ち込む荷物を含め乗客荷物の総重量は10kg以下となる。しかし、個数に制限はない。
今回の変更により、アエロフロートの手荷物に関する規定は簡略化され、乗客にとって理解しやすいものとなった。また、欧州各社が参加するスカイチームの規定に合わせる形で標準化されている。(4/1)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信891号より抜粋)